スピーディーグルービー

今日は、下顎67部位のマチュアーサイト(抜歯窩の完全治癒後の歯槽堤)への、ノーベルスピーディーグルービー2本の埋入です。
先月に反対側の57部位に2本のスピーディーグルービーを埋入し、即時荷重を行っています。
今回は、即時荷重をする必要性が特にありませんでしたので、通常にフラップ展開し、骨形態を把握しながら埋入し、歯肉切除を同時に行いました。
ただし、今後必要に応じて即時荷重のケースが増えてくることを想定して、常にアダプテーションテクニックを用い、45N/cmにて初期固定が得られるようにオペを行っています。
このケースも2本とも45Nにて固定できていますが、0.5mmほど埋入深度が浅くなっています。
埋入窩を深くしすぎると、所定の深度が得られないし、浅くすると先端が当たって空回りする危険性がありますので、ここら辺がなんとも難しいところです。
しかし、どのような骨質でも所定の埋入深度で少なくとも35N以上のトルクが得られるテクニックは今後必須になってくると思っています。

nakata migiskta 1

RP(4mm)の10mmを埋入しています。

nakata migishikta2

歯槽頂の歯肉の厚みが5mmありましたので、2mmほどカットしています。

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