ミニマリーデザインドフラップによる埋入

右下の5番部位にストローマンインプラントを単独埋入しました。
6番部位にはすでに、ストローマンインプラントの補綴がはいっていますので、遠心には切開線を延長せずに、近心側のみフラップを展開しました。
近心側の歯肉は、4番の歯根に存在するセメント質に再付着する形で、歯周靭帯が再生してきます。
遠心のインプラント周囲の組織は、歯根膜のない歯肉ですから容易に形が崩れてしまう可能性がありますので、なるべく傷つけないように配慮しました。
最近、ストローマンインプラントの応用が減っていたのですが、、、この前ストローマンインプラントの研究開発に携わっているアメリカのコクラン先生の講演を聞く機会がありました。
ス トローマンインプラントがヨーロッパで今年にも発売するチタンージルコニウム合金のインプラントは、チタン4よりも50%も強度が上がっているため、骨の 厚みのないケースでは、より細いインプラントを使用することで、骨造成をせずにインプラントの歯が入れられるようになります。
やはり、世界のインプラント界をリードするストローマンインプラントからは、今後も目が離せそうにありませんね。

井浦右下1井浦右下2

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