サイナスリフトとマイクロ

先週は、アメリカからかえって毎日インプラントのオペをしました。
その中のひとつですが、上顎6番部位に骨が全くなくソケットリフトも行えませんでしたので、ラテラルウインドウを開けてのサイナスリフトを行いました。
頬側壁は厚み2mm程度で、シュナイダー膜は十分弾力があり良い状態でしたが、近遠心にほとんど歯根の形態の壁があるため、インスツルメントの操作には気を使いました。
ゼノグラフトで4か月待時し、ストローマンインプラントを埋入予定です。
最近、インプラントのオペのときにマイクロを使うことが多くなっています。
それだけ、精密なオペが要求されているということでしょうか。

藤川サイナス

マイクロで撮った動画の静止画像ですので、解像度がいまいちですが、実際にはもっと鮮明に見えています。

藤川サイナスp1

術前のパノラマ画像です。ほとんど歯槽頂の骨の厚みがありません。

藤川サイナスp2

Biossを使用しています。

福岡のインプラント治療 | 池田歯科大濠クリニック

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