サイブロンプロEXの抜歯即時埋入

今日の午前中のオペは、サイブロンインプラントの抜歯即時埋入と成熟側埋入です。

右下4番をP3で抜歯し、同時にサイブロンプロEXのRN11mmを、7番部位の成熟側にWB11mmを埋入しました。

抜歯窩の辺縁骨が不規則な形態ですので、治癒後の歯肉辺縁の高さを想定して埋入深度を決定しなくてはなりません。

このケースは、根尖部でち密な固い骨にぶつかって、ドリルオーバーヒートの危険があったのでやや浅めに深度を設定しました。

サイブロンプロEXは、骨縁埋入型に設計されていますが、ティッシュレベルで埋入深度を設定することもできます。

その場合は、プラットフォームマージンのソリッドアバットメントを使用します。

やはり、複数のシステムを使いこなすことができると、いろんな応用ができてインプラント治療がシンプルになりますね。

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4番部位は、抜歯即時ですが、当然フラップを展開していきます。

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ティッシュレベルの深度で埋入された、サイブロンインプラントです。

P3

埋入後のパノラマです。ちょっと左側がのびて歪んでしまっていますが、ほぼまっすぐ定位置に入っています。

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