ジルコニアの上部構造

耐久性と清掃性に優れた
ジルコニア

全てのインプラントの上部構造に
ジルコニアを使用します。

全てのインプラントの上部構造にジルコニアを使用します。

インプラントの上部構造(被せ物)にはいくつかの種類がありますが、みなさまご存じでしょうか?池田歯科では、インプラントの被せ物は全てジルコニア冠(ジルコニアのベースにポーセレン:セラミックを焼き付けたもの)を使っています。

最近では、数件の歯科医院でまずカウンセリングを受けて、料金やインプラント、被せ物の種類等を詳しく聞いてから納得する歯科医院でインプラント治療を受ける患者様もいらっしゃいます。

そこで患者様から時々ご質問があります。その中でも多い「ハイブリッド冠」と「ジルコニアセラミック冠」についてご説明したいと思います。

ハイブリッド冠

メリット

プラスチックとセラミックスを混ぜた材質で材料費を安く出来ます。
また、技工士さんはジルコニア冠に比べ簡単に作れるため技工料も安くなります。
白い被せ物なので、入れた当初はどちらの被せ物もそれほど見た目も変わりません。

デメリット

プラスチックが混ざっているため年々すり減っていき噛み合わせがアンバランスになる、またプラスチックは水分を吸収するので唾液も吸収して口臭の原因になる。色も年々黄ばんでくる。

ジルコニアセラミック冠

メリット

骨組みとなるジルコニアは、NASAのスペースシャトルの外壁に使われる素材で金属以上の耐久性がある。
唾液の吸収もなく、口臭の原因にならない。
ジルコニアの上に焼きつけるセラミック(ポーセレン)は、審美性が高く、経年的な変色もない。

デメリット

技工士さんの腕が良くないと作れないため技工料がかかり、ハイブリット冠よりも料金が高くなる。

同じ見た目が白い上部構造でも、このように大きな差があります。インプラントの治療費を安く設定しているところは、ハイブリッド冠を使用しているところが多いので、注意が必要です。

実際の治療例

治療前

実際の治療例。

治療後

実際の治療例。
年齢・性別 30歳女性
主訴 「スルメを食べていたら、バキッと音がして前歯が動き始めて痛い」とのことで来院された。
お口の状態 向かって左の前歯が歯茎の深いところで折れていて、抜歯せざるを得ない状態。
治療内容 中切歯の欠損に対し、サージカルガイドにて適正な位置にインプラントを埋入することで、審美的な義歯が完成した。
治療費 インプラント1本あたり:約40万~50万(税込)
治療期間 抜歯から始めて6か月(インプラント埋入から4か月)
治療のリスク • 一過性及び永久性の唇・舌・頬・歯肉・歯牙等の感覚麻痺
• 近接歯牙の損傷・上顎洞・鼻腔への穿孔
• 炎症・疼痛・過敏症・組織治癒遅延、及び術部顔面部の内出血
• インプラント周囲炎になる可能性があるため、
丁寧なブラッシングと定期メンテナンスが重要

当医院でインプラント治療した症例です。
向かって左側の中切歯(真ん中の大きな歯)がジルコニアセラミック冠の上部構造です。
ほとんど天然の歯のように見えます。

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当院が選ばれる理由