ウインドウテクニックのサイナスリフトとスプラインHAの埋入

先週のオペですが、右上567番部位にウィンドウテクニックでサイナスリフトを行い、スプラインHAの3.75Φ10mmと5.0Φ8mmを埋入しました。

通常は46番部位に埋入するのですが、4番部位には外側にも骨欠損があり、サイナスもかかっていたため、56番部位に埋入して、近心へのカンチレバーポンティックとすることにしました。

ウインドウは、シュナイダー膜を穿孔しないように、ピエゾサージェリーを用いて開窓し、静脈血から生成したCGFとBio-ossを補てん材として使用しました。

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術前のCT画像ですが、4番部位に大きな骨欠損があります。

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おなじ部位のクロスセクショナル画像です。歯槽頂の骨は2mm程度の厚みしかありません。

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フラップを開いたところです。

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ピエゾサージェリーを用いてウィンドウを開窓しました。

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インプラントの埋入窩を形成後に補てん材を填塞したところです。

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