抜歯窩早期埋入

約1.5か月前に慢性根尖性歯周炎にて抜歯を行った方の、早期埋入です。
フラップを展開すると下顎7番部位にいまだに大きな骨欠損があります。
6番部位では全く問題ないのですが、7番部位では初期固定がほとんど期待できませんので、HAサーフェイスのインプラントを用いました。
7番部位は抜歯窩の基底骨で固定を得るようにした結果、骨の高さに差がでましたので、7番部位のオステオトミーを行い5番の遠心から7番部位へなだらかに歯肉が移行するように配慮しました。
同時に除去した骨を7番部位の欠損部へ転入し早く骨の修復が完了するようにしました。
北川1

7番頬側に骨欠損があります。

kitagawa 2

埋入深度に差があります。
kitagawa3

術後は何事もなかったかのような、口腔内です。

福岡のインプラント治療 | 池田歯科大濠クリニック

日付:   カテゴリ:症例集(オペログ)