ノーベルスピーディー

今日のオペは、、、初めてのノーベルインプラントです。11月に日本でやっと認可の下りたスピーディーグルービーをさっそく導入しましたので、その記念すべき第1症例です。
患者さんは、2年前から上顎中切歯の歯根破折のためにインプラントを検討しておられた30代女性です。
治療計画は、フラップレスのイミーディエートプレースメント、わかりやすく言うと歯を抜いて、歯茎を開かずに同時にインプラントを埋め込むことです。
利点は、外科治療が1回で済むことと、抜歯後早期埋入に比べて治療期間が1か月ほど短くなること、手術時間が短くて済むこと、術後の腫れや痛みが少ないこと、など多くあります。
欠点は、周囲骨の状態によってはできないこと、初期固定が取りずらいこと、感染のリスクが高くなること、などです。
使用したインプラントはプラットフォーム径4.1mmでフィクスチャー径4.0mm、長さ15mmのスピーディーインプラントです。
長さは13mmでもよかったのですが、鼻腔底までの距離が十分であったのと歯槽幅径もありましたので、より長い15mmインプラントで初期固定をとることで、セラミック歯の装着までの期間を短縮することができます。
この新タイプのインプラントの特徴である、初期固定の得やすさは抜群ですね!
埋入時トルクは抜歯窩にもかかわらず35N出ました!
インプラントの埋入後に仮歯が入ったところです。向って右側の歯にインプラントが入っています。
犬塚 デンタル
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犬塚テック

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