スプリットクレスト+オステオトーム

今日のオペはバリエーションがあって面白かったです(*^^)v右上3番部位にHAインプラント3.75φの埋入でしたが、骨幅が4mmでしたので、スプリットクレストと言って、薄い骨を割り拡げてその中に埋入しました。
また、上顎洞の側壁が埋入部位の遠心に近接していましたので、ドリリングは初めの1.8mmのみとして、あとはスプリットコントロールという器具を使用し て埋入窩を押し広げていきました。結果、上顎洞の側壁が内側へオステオトームされシュナーダー膜を穿孔せずに埋入できました。頬側の骨壁はスプリットされ て若木骨折しましたが、初期固定は十分にとることができました。患者さんの75歳という年齢も考慮して、2時オペの不要な1回法で処理しました。
ついでに、右上2番の進行した歯周病に対して歯根の切除を同時に行い、既存のブリッジを再製せずに当分快適に生活できるように対処しました。
オペ前後のパノラマと上顎洞側壁を押し広げながら埋入された様子のわかるレントゲンを添付します。

丸林13番オペ後
丸林13番オペ後
marubayasi dental
丸林スプリット

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