前歯部欠損へノーベルナロープラットフォームをGBR埋入

サイトの設定の関係で、しばらく画像のアップができなくなっていましたので、しばらくぶりのオペケースの御紹介です。

今日は前歯部にノーベルのナロープラットフォームを埋入したケースです。

左側中切歯と犬歯が欠損していました。他の歯科医院で、骨が足りないので難しいと言われて転医してこられた女性の方です。

CTでシミュレーションしてみると、犬歯の部分は何とかノーベルスピーディー&グルービーの3.3Φがおさまるのですが、中切歯部は骨欠損が大きいため、GBRが必要でした。

おなじ3.3Φの11.5mmをゼノグラフトを用いてサイマルテーニアスの埋入を行いました。

幸いフィクスチャーの固定は十分取れましたので、あとは歯頚線がなるべく高位に落ち着くことを期待するのと、歯列矯正を行い歯間幅径を審美的な補綴形態になるようにすることが大事となります。

ちなみにこのケースでは、主にHAコーティングインプラントで併用する自己血由来のフィブリンゲルであるCGFのメンブレンを使用して骨補てん材を固定しました。

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術前の埋入部位です。中切歯部は外形からでも骨の不足がわかります。

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ノーベルのナロープラットフォームを埋入しました。トルクは35Nかかっています。

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ゼノグラフトにCGFの血清成分を混ぜています。下方に見える白い膜のようなものがCGFメンブレンです。

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減張切開をしてカバーしています。1回法のGBRです。

福岡のインプラント治療 | 池田歯科大濠クリニック

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