インプラント症例
他の医院でインプラントは
できないといわれたケース
(サイナスリフト)
術前術後の口腔内者写真
治療前
治療後
年齢・性別 | 44歳女性 |
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主訴 | かかりつけ歯科医院で、右上の奥歯にインプラントをするなら、「大学病院で入院して手術しなければいけない」と言われ、怖くなり宮崎からJRで来院された。 |
お口の状態 | 歯周病もほとんどなく、綺麗な状態ですが、向かって左上の奥歯が欠損していた。 |
治療内容 | 上顎洞底の骨の厚みが2㎜と極薄の症例に対して、サイナスリフトの同時法にてインプラント埋入し、低侵襲のインプラント治療を行った。 |
治療費 | インプラント1本あたり:約40万~50万(税込) |
治療期間 | 5か月 |
治療のリスク | • 一過性及び永久性の唇・舌・頬・歯肉・歯牙等の感覚麻痺 • 近接歯牙の損傷・上顎洞・鼻腔への穿孔 • 炎症・疼痛・過敏症・組織治癒遅延、及び術部顔面部の内出血 • インプラント周囲炎になる可能性があるため、 丁寧なブラッシングと定期メンテナンスが重要 |
治療の流れ
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1.治療前
かかりつけ歯科医院で、右上の奥歯にインプラントをするなら、「大学病院で入院して手術しなければいけない」と言われ、怖くなり宮崎からJRで来院されました。
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2.治療前の検査
治療前の検査を行なったところ、確かに大学病院でインプラントを行うと、入院の上腰骨から自分の骨を取って移植するような、大掛かりな手術になるかもしれないと考えられました。
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3.治療計画の提案
CTを撮り手術の計画を立てると、上顎洞が大きく骨の厚みが2~3mmしかありませんでした。
池田歯科では、インプラントの埋入と増骨(サイナスリフト)を同時に行う「サイマルティーニアス」手術を提案しました。 -
4.サイナスリフト
ピエゾサージェリーという機材を使用して、安全に上顎洞の側壁を開窓し、上顎洞粘膜(シュナイダー膜)を挙上します。
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5.骨補填材
インプラントを入れるドリルホールを開け、骨の厚みを増やすために使用する骨補填材の「Bio-oss」を詰めます。
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6.サイナスリフト・インプラント埋入
サイナスリフトと同時に2本のインプラントを埋入しました。
このような手術が歯茎の切開から縫合まで約30分程度で終了します。 -
7.手術後
手術後の画像ですが、1回法で行っていますので、2次オペの必要もありません。
手術はこれ1回きりで終わりです。 -
8.上部構造の製作
インプラントを埋入してから4か月後に、オステル(スタビリティーテスト)で63/63の安定度が得られていたので、スクリュー固定のジルコニア冠の製作を行いました。
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9.治療後
インプラント手術から5か月後に、インプラントにジルコニアの歯が入りましたので、その日から何でも噛んでもらって構いません。
経過報告
インプラントの歯が入ってから3年後のレントゲンですが、問題なく経過しています。