インプラント症例

手術回数を少なくして治療期間を短縮したいケース
（抜歯即時）

年齢・性別	33歳女性
主訴	食事中にガクッと音がして、歯が動揺し始め、その後歯茎から膿が出るようになった。
お口の状態	向かって右の中切歯の歯根が折れて、変色し動いていた。
治療内容	抜歯と同時にインプラント埋入し、短期間で低侵襲、審美的なインプラント治療がなされた。
治療期間	4か月
治療費	インプラント1本あたり：約40万～50万（税込）抜歯即時埋入加算：約5万（税込）
治療のリスク	• 一過性及び永久性の唇・舌・頬・歯肉・歯牙等の感覚麻痺 • 近接歯牙の損傷・上顎洞・鼻腔への穿孔 • 炎症・疼痛・過敏症・組織治癒遅延、及び術部顔面部の内出血 • インプラント周囲炎になる可能性があるため、丁寧なブラッシングと定期メンテナンスが重要

1.治療前

「食事中にガクッと音がして、歯が動揺し始め、その後歯茎から膿が出るようになった」とのことで来院されました。
2.治療計画

歯科治療に恐怖感の強い患者様でしたので、抜歯手術とインプラント埋入手術を同時に行い、2次オペの必要が無いように1回法で手術を行いました。
3.仮歯装着

インプラント埋入後は、周りの歯茎がかぶってくるのを防ぐため（2次オペが不要になるよう）、仮歯を歯茎に装着しました。
4.アバットメント装着

トランスバーサルスクリューアバットメントが装着され、これにセラミックスの歯をねじ止めします。
5-1.治療後の経過

向かって右の中切歯がインプラントの歯です。
抜歯から歯が入るまで、3か月半、たった1回の手術で完了しました。
2021年で治療後17年経ちますが、このままの状態で生活されています。
5-2.治療後の経過

左が治療前、右が治療後のレントゲンです。