症例集

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上顎臼歯部のGBR(骨造成)ソーセージテクニック

上顎の臼歯部のインプラントは、多くの場合に骨が不足していて増骨の治療が必要となります。

特に今回のように歯周病が進行して抜歯となったケースでは、歯ぐきの土手の部分の骨が陥凹していてそのままインプラントをすると、長い歯冠となり歯ブラシも難しくなりますので、歯槽頂への増骨をステージドアプローチで行う必要があります。

増骨の方法も最近では、低侵襲で成功率の高い方法が報告されていますので、昔のように顎の骨や腰骨から自分の骨を切り出して使用することも不要となってきました。

今回も他家骨であるBi0-ossという製剤+周囲から余分な骨をスクレーパーで採取し、これにEMDを混和して使用しました。

いわゆるソーセージテクニックと言われている方法で、コラーゲンメンブレンをタックピンでとめてカバーし粘膜を減張切開して完全に被覆する方法です。

手術は30分ほどで終了し、翌日もほとんど腫れや痛みもなく、患者さんにも優しい術式です。

いったん傷が治れば、そのまま5か月ほどで硬い骨になってきますので、それから上顎洞の中にソケットリフトという方法で増骨しながらインプラントの埋入を行っていきます。

インプラントと同時の増骨であれば、3~4か月で歯が入るのですが、ステージドアプローチで増骨が必要な場合は5か月+3か月の後に歯を作って行くことになります。

 

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周囲から採取した自家骨+Bio-ossにEMDを混和します。

 

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コラーゲン膜の中に詰め込みタックピンでとめます。

 

無題

 

 

 

 

 

 

術前の治療部位のCT画像では、歯槽部の骨がほとんどありません。

 

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術後のレントゲンで歯槽部が平坦化されているのがわかります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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下顎臼歯部にGBR後のインプラント埋入から補綴完了!

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下顎左側の臼歯部に2本のインプラントを希望してこられた患者様です。

レントゲンでわかるように歯槽骨が大きく陥凹していて、必要な骨の高さが全く足りません。

そこでステージドアプローチのGBR(事前に行う増骨手術)を行い、そののちにインプラントを埋入しました。

GBRは、骨補てん材と自家骨にエムドゲインを混和して非吸収性膜で被覆の日に完全埋入しました。

GBRから5か月後に膜除去と同時にストローマンBLΦ4.8mm×10を2本埋入しました。

補綴はモノリシックジルコニア(ジルコニア単体)を連結にしてスクリュー固定としました。

プラークが付着しやすい余剰セメントのリスクがなく、インプラント周囲炎になりにくい構造としています。

 

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治療前のレントゲン写真ですが、向かって右下に2本の歯が欠損して、歯槽骨も陥凹しています。

 

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GBRに用いたd-PTFEメンブレンを除去しました。

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ストローマンBLT4.1Φ10mmを2本埋入しました。

 

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埋入後のレントゲンです。

 

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最終補綴のモノリシックジルコニアのスクリューリテインです。

 

 

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口腔内に入ったところです。

 

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治療後のレントゲンです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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下顎の抜歯窩にBLTを早期埋入。

左下の6番部位にストローマンボーンレベルインプラントテーパード4.8Φ10mmを埋入しました。

抜歯から2か月して、歯ぐきの傷が治っていますが、骨はまだ均一の密度にはなっていない時期の抜歯早期埋入です。

このようなケースの場合、インプラントの埋入ポジションが抜歯窩に誘導されて遠心や近心にズレやすいので注意が必要です。

なおかつ骨の残っている中心部はドリリングで骨がなくなりますから、初期固定も難しくなります。

しかし、BLTであれば初期固定はしっかりとれますから、ポジショニングだけを気を付けて埋入すればいいです。

術後のレントゲンでわかるように理想的な位置に埋入できました。

また、この患者様は2003年に上顎の中切歯をインプラント治療されていただいていて、そこも13年以上良好に経過しています。

 

松雪planning抜歯窩に埋入するケースは、ポジショニングが難しいです。

 

 

 

 

 

 

 

DSC_2915ボーンタップは途中までにして、一部はセルフタップにします。

 

 

 

 

 

 

 

 

DSC_29174,8Φのワイドインプラントがしっかり入りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

松雪_胆20170204_25316術後のレントゲンですが、良いポジションに入っています。

中切歯のインプラントは、2003年に治療したものですが、安定しています。

 

 

 

 

 

7.302003年の状態ですが、向かって右の中切歯が折れてしまい、変色もしています。

 

 

 

 

 

 

 

2004.12.2 002中切歯のインプラント治療が終了したのは、2004年でした。

 

 

 

 

 

 

DSC_16802017年の状態ですが、非常に安定して維持されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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骨造成後にストローマンインプラントBLT埋入

術前のレントゲンで分かる通り、左下の67番部位にはインプラントに必要な顎骨が不十分です。

患者様は入れ歯ではなく、インプラントでなんでもおいしく食事がしたいとのご希望でした。

垂直的に骨造成する場合は、ステージドアプローチと言ってまずは必要な骨を作ってから、インプラントを埋入するという手順になります。

DBBMと下顎枝から採取した自家骨をミックスして使用し、非吸収性のPTFE膜で被覆して完全埋入しました。

5か月後に、サイトプラストの除去と同時にインプラントの埋入をしました。

初期固定も充分だったので、たぶん2か月後には補綴が可能ではないかと思っています。

 

松雪_誉20160712_22716向かって右下には、大きな骨の欠損があり、このままではインプラントができません。

 

 

 

 

 

松雪術後骨造成後のCTで、インプラントのプランニングを行いました。

 

 

 

 

 

 

 

DSC_2842除去したサイトプラストメンブレンですが、まったくきれいで感染の兆候はありません。

 

 

 

 

 

 

 

DSC_2846問題なくインプラントの埋入が完了しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

松雪_誉20170131_25241術後のレントゲンです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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歯列矯正とインプラントで先天性欠損に対応

 かなり長くかかった患者様の治療が完了しました!

上顎側切歯が先天的に欠損していて、犬歯が側切歯の位置に萌出し、左側には乳歯が残存していて上顎前歯部が全体的に空隙がみられます。

40歳まで口元を見せずに生活してこられたのですが、患者さんのご紹介で当医院にご相談に来られました。

矯正とインプラントの併用で歯列を改善できることをお話ししたところ、ぜひ治療を受けてみたいとのことでした。

犬歯を遠心へ移動させ、側切歯の部位にインプラントができるだけのスペースを作るのですが、犬歯は最も歯根が長くて太いために所定の位置へ動かすのに大変でしたが、矯正用インプラントの力も借りて、何とかスペースを作ることができました。

スペースは約5mmと最小限必要な6mmに対して両側で0.5mmずつ不足しましたが、ピンポイントの埋入で何とか側切歯を入れることができました。

術後の状態には大変満足され、自信を持って笑うことができると喜んでいただきました!

 

004治療前の状態ですが、上の前歯がすきっぱで、向かって右上に乳歯が残っています。

 

 

 

 

 

 

003上の歯並びの矯正を開始します。真ん中の2本の中切歯は向かって右の方へ動かしていきます。

 

 

 

 

 

 

 

002向かって右の犬歯は固定源に矯正用インプラントを用いて、後ろの方へ引っ張ります。

 

 

 

 

 

 

 

DSC_2559側切歯のスペースができて、インプラントの埋入が終わりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

DSC_2565見た目には天然の歯と見分けがつかないと思いますが、真ん中から2番目の歯は左右ともインプラントで支持されたジルコニアポーセレンの歯です。ホワイトニングもされたので、とてもきれいになりましたね!

 

 

 

 

 

 

水町_農20170114_25017水町_農20170114_25016治療後のレントゲンです。隣の歯にぶつからない様にインプラントの埋入ができています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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